クルマ屋おやじの気まぐれ日記

こんにちは、臼井＠ムツミです。

久しぶりの秋晴れです、青空が良い一層綺麗に透き通って見えます、曼殊沙華の赤とのコントラストが素敵です。シルバーウイーク突入ですが、、ご近所で季節を楽しむ日々ですね。

しかしながら、東京の新型コロナ感染者がかなり減ってきました、このまま社会負荷が減って、少しでも平常の生活に戻って行けることを切に願います。

【アウディＡ６　2013年 】

ABS系警告等多数　にて、ご入庫頂きました。

昨年の夏ごろから暑い時期に多発しているスピードセンサー系故障に思われます、先ずはスキャンツールにて基本点検を行います、右のフロントホイルスピードセンサーに故障がメモリされています。

昨今は各コントロールユニットが値の共有化をしておりますので、一つのユニットのセンサーデータが故障で正確性が失われると、他のユニットの制御にも一定の制限がかなり、警告灯多数と言う事に成ります。

で、右前スピードセンサー交換、、完治！！とは行きませんでした、

今まで他メーカーも含めこの辺りの年式でこの部品のタイプは相当数修理ましたが、この様な事は一度も有りませんでした。誠に申し訳ございません。慣れはいけませんね。

詳しい診断をしてゆきます、アナログ波形で原因を追及してゆきます、コントロールユニットが故障の検知をするとセンサー電源を切ってしまうので、調べるのが厄介です。

波形を見る限り正常に見えます、困りました、再度ロードテストを行うと１００％再現します、コントロールユニット本体の故障なのか？さらに調べてゆきます。

一定の傾向が見えてきました。。診断完了！！喜びの瞬間です。。この先はちょっと秘密と言う事で。。

ありがとうございました。